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●水洗いで汚れを落としましょう

 さて、全体にサーフェイサーを吹く前に一度パーツを水洗いしてパーツに付着している油分を落とします。油分の上から塗装をすると、塗装面がにじんだり、塗料が完全にパーツに付着せずペロリと塗装が剥がれてしまう恐れがあります。

使用するのはスポンジに、中性洗剤とクリームクレンザー。

洗剤ってのは値段も色々あるけど、私は100円ショップで買った安い洗剤を使っております。


●パーツに付いてる汚れとはなんじゃ?

 汚れその1 離型剤

 プラモデルのパーツには、成型した金型から射出するときに型から外れやすくする為に離型剤という油が付着しております。これを落とさないまま塗料を乗せてしまうと、マスキングテープと一緒に塗装が剥がれてしまう危険性があります。


ちなみに離型剤ってのはこんなの。

 バンダイのプラモデルには塗料の食いつきに問題が出る程の離型剤は使われていないようなのですが、ガレージキットや海外製のプラモデルの場合は思いっきり離型剤が付着しておりますので、必ず落としましょう。

 汚れその2 手の油

 ペーパー掛けやヒケ処理をしているうちにアブラギッシュな人は手の油がパーツに付いてしまう場合があります。
手の油も塗装の天敵です。


●それでは洗うのだ

 バケツか洗面器に水をくみ、そこに台所用中性洗剤にクリームクレンザーを混ぜ、その中にパーツをしばらく漬けておきます。
そして洗剤をつけたスポンジでパーツを磨き、水で濯いで洗剤をきれいに落とします。
後は十分に水気を拭き取り、乾かして終わりです。

私はいつも風呂に入りながらチンコと一緒にパーツを洗うようにしております。
あまり小さいパーツはなくしてしまう可能性もあるので、面倒な際は洗わないでも良いでしょう。


●余談その1 洗う回数とタイミング

 ここで鋭い方なら、洗浄の前に(ヒケ処理の時に)溶きパテを塗っている事にツッコミを入れるかもしれません。離型剤の上からパテを塗っても、塗料と同様に食いつきが悪くなる可能性があります。

 そこが微妙に難しい所でして、本来ならゲートからパーツを切り離した時点で(あるいはゲートごと)離型剤を落とす為1回洗浄、そんでサフの前に汚れを落とす為にもう一回洗浄…と2度洗うべきでしょう。
 実際私も離型剤がモロについているガレージキットの場合は、最初に離型剤落としの為の洗浄、サフ前にもう一度洗浄と2度洗います。しかし、ガンプラの場合は離型剤もキツくないし、ペーパー掛けしているうちに離型剤も落ちるので、そんなに神経質になる必要は無いなと思い、サフ吹き前の1回しか洗浄しておりません。
 そんなわけでこの模型講座でもこのタイミングで洗浄することにしましたが、洗うのが好きな方は2度洗いしても良いと思います。


●余談その2 洗う必要はあるのか?

 もう1つ余談です。私の持っている些細な疑問。
「パーツ洗浄」なんて項目を書きつつも、私は「別に洗わないでも大丈夫なのではないか」と思ったりもします。

 先に書いたとおり、バンダイにしてもタミヤにしても国内産のプラモはそれ程激しく離型剤が付いておらず、洗浄しないでも問題なく塗料が乗るようなユーザーフレンドリーな作りになっているようです。
それに、ほぼ全パーツの表面をペーパー掛けしているので、その時点で離型剤は落ちております。
よって、手に余程汗をかく人でない限り洗浄する必要はないのではないか?なんて疑問を私は持っております。

 洗う事によってプラスになる事は間違いないのですが、そのプラス値がいかほどなのか?わざわざ1個1個パーツを水洗いする手間に比べて得られるメリットはどのくらいなのか?
正直私も疑問であったりするのです。

 そんじゃ実際に洗わないで1個作ってみようと思い、ジム改はパーツ洗浄無しで作ってみました。
洗浄したガンキャノンジムに比べて大差ないような気もします。

 まだ私が油の付着によって痛い目を見た事がないからそう思うのかもしれません。
今度わざと油をつけたパーツに塗装してみて実験してみようかななんて思います。


 とりあえず今回のガンダムは製作期間が途中で数ヶ月開いてしまい、その間にパーツにかなりホコリやゴミが付いてしまったので、それらを落とす為にも洗浄してみました。
ちなみに精神的な問題ですが、パーツをしっかり洗ってあげると、愛着がわいて「塗装もしっかりやらなきゃ」なんて気合が入ったりする事もある・・・かも。

(2005年1月追記)
えーと、洗わなくていいです。面倒臭いから。
よっぽどパーツが汚れた時以外は洗わなくていいです。あとは筋彫りとかナントカでカスが溜まってしまって、それを水で流す以外の時は洗わないです。私は。

というわけで、次はようやくサフ吹きです。


次は「サーフェイサー吹き」です
 


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